先日( 2024・11・16 )に興味本位で参加したスピ系講演会企画で
ノーマークだったベテラン識者と知己を得る結果になった
こちらの男性は
私くらいの世代であれば「オカルト系の話者としてたまにテレビに出ていた人」だと分かる
UFOと宇宙人について知見を披露する識者特有の「お花畑なイロモノ感」は比較的に薄く
文化人的な風貌で淡々と喋っている
昨日の講演会でゲストスピーカーとして登壇した際には
「中学生になった頃から自分の周囲で沢山の異音( ラップ音 )がするようになった」と語り
原因が分からないままだったことからオカルトを肯定するようになったそうだ
その後に進学した早稲田大学で宇宙人の存在を肯定し普及させようとする先輩に出会い
それを機に異星と宇宙の秘密を探ることをライフワークとするべく取り組みを開始する
世界中で最もUFO関連の機密が多いアメリカの裏歴史にはやはり詳しく
「トランプは歴代の大統領でもディープステート級の特上機密に触れた内の一人だ」と
壇上で語っていた
時折ジョークを交えながらも20分程度の講話を終えた氏ご本人は
着用しているテーラードの下に縦書きで「宇宙人」と記されたTシャツを覗かせていた
企画終了後の懇親会では数十分毎に違うテーブルに行脚して水を向けていらしたが
私の座った席にはお立ち寄り下さらず私の方から仕方なくご挨拶し名刺を差し上げた
懇親会も終わると
ご本人が懇意にしている方との二次会に向かう様子だったので
私もすかさずその後に着いて行った
駅前ビルの地下にある小さなチェーン店の居酒屋の奥間でお互いトイメンの席になり
講演会を公聴する際に使うB5サイズのメモ用ルーズリーフを私はリュックから取り出した
語らうどころか個人的に聴取を試みたがっている私のクドい魂胆に気がついたらしく
同じく講演会登壇者で氏と懇意な異星から地球に生まれて来た元モデルの女性に
「取材する気満々じゃないですか」と一笑されてしまった
新参者でありながら喰い気味に話す前のめりな無礼者の私に対しても
落ち着いたままじっと眼差しを向けてくる氏と酒食を供に出来た私は
それでもご本人のデリケートな個人情報を聞き出す勇気が無かった
とはいえ雑談も含めて私からの質疑応答にもご回答いただけて
伺うことが出来た
昨日の今日になりネットで氏の来歴を探してみると
無事に生年月日と大まかな出生地が分かった
竹本 良(たけもと りょう)さんプロフィール
UFO、科学問題研究家。1957年3月5日、東京都生まれ。
早稲田大学政経学部経済学科卒。
上記ソースから知れるご本人の過去に鑑みた結果
おそらくラーシ・チャートその他は以下のようになった
*****
僕の学生時代は、ジミー・カーター大統領だったんだけど、大統領になる前に、自分が大統領になったらUFO問題を公開しますからと言っていた。でも、大統領になっても何もやらなかったので、あれ、おかしいな?何でだろうな?と思っていたんです。
高校時代に“Chariots of the Gods?”という本を読んだんですよ。神々は宇宙人だった。地球の古代遺跡などから宇宙人との関わりがみえる、宇宙人が来ていた様子がみえるといった内容で、この遺跡は地球人にはつくれない、宇宙人がつくったんじゃないかと、色々なものを宇宙人のせいにした本だったんです。
で、その本を読んだ時に、いくつかはそうかもしれないけど全部はないだろ!って思っていたんですね。
高校生の頃にはオカルト的探究( ≒水瓶座 )が始まっていた氏は
上述したように後に進学した先でその機密や秘録を既に学んでいた先輩と出会う
ダシャーは「金星-木星期」の途上であり
ラーシ・ナヴァムシャともに蟹座ラグナであれば十全に説明がつく
ラーシはまさに「大学」を指すサインの水瓶座でそれも継続的な研究を意味する8室であり
9室支配の木星が3室乙女座から逆行して金星と相互アスペクトし
4室対9室のラージャ・ヨーガや9室対11室のダーナ・ヨーガが形成される
「批判精神を携えつつも意欲的に学ぶ」という姿勢が金星と木星の絡みによく出ている
( 蟹座ラグナの木星が乙女座からアスペクトバックする配置は常々批判的な態度を作る )
ナヴァムシャは至極明快な絡み方で9室支配の木星が金星に逆行しており
7室でシャシャ・ヨーガの土星が「研究」の象意の8室も担って金星木星に強く働きかける
木星の支配する9室と金星の支配する4室が7室でコンジャンクトしたようになるため
9室( 大学 )支配の木星が7室に逆行し「大学( 水瓶座 )での突然の出会い」が説明できる以上に
4室11室支配の金星とは大学におけるサークル活動を意味する表示体にもなる
また
「UFOの真実 ―みんな騙された―」 環健出版社 2008・5・5 初版発行
著者プロフィール
1944年5月5日生まれ。山口県下関市出身。早稲田大学政経学部卒。
竹本氏の先輩に当たる森脇十九男氏は当時すでに社会人であり
竹本氏よりも13歳ほども年上だったことを考えると
7室のシャシャ・ヨーガは明らかに森脇氏の表示体であると言える
念のため確認したD24はしっかりと両者の絡みがあり
木星が逆行した位置に金星がアスペクトバックし
こちらでも両者が良好なラージャ・ヨーガとダーナ・ヨーガを仮想的に作り出す
11室も支配した金星が10室からアスペクトバックするのは
やはり大学への進学を説明する配置であり
プラティアンタルが水星期になると
木星にもアスペクトされた8室水瓶座の水星が
底深い念慮と探求に向かう8室的な知的発露を起こすことになる
ラーシを蟹座のごく若いパダにしたことでラグナがヴァルゴッタマになったD60は
それでも大いに正しいことが金星と木星の絡み方から判断できる結果であり
最高に強い高揚のハンムサ・ヨーガはグル・チャンダラも兼ねて「非現実な学問」を意味する
オカルト畑に散見されがちな「学歴も経歴も中途半端なイロモノ」とは全く異なり
天下の早稲田大学・政治経済学部を卒業しているのは
5室と7室が凶星同士で星座交換して9室支配で高揚の木星に守られているからで
殊に金星の配置は高学歴者に特有の「5室から11室へのアスペクトバック」でそれを証明する
7室に住んだように働く土星はつまりケートゥのディスポジターとしても潜在的に復調し
火星が星座交換の影響で定座したように働いてケートゥと呼応し
本来的に土星は10室で減衰したマラカであることから例外則が生じてバンガされる
従って
ラグナでハンムサ・ヨーガの木星に対し
火星土星は7室対10室の星座交換で互いにマハープルシャ同然に振舞う激烈な暴威を帯びる
概して競争においてとても強く知的研鑽とその実績にはかなりの自信が出ている所見を誇る
翻って再見したナヴァムシャは
やはり受験競争が激しい世代において有利な「6室射手座の火星」が5室10室支配であり
生得的なポテンシャルの2室を支配する太陽が10室で高揚しているのも
後に日本の特殊な分野( オカルト )のディスクロージャーとしての先進性を示しつつも
若年期においては優れた才能と個性を恵む最良な配置の妙であると言える
その職業とステータス
阿久津 淳
科学問題研究家。形而上学博士。セントポール国際大学サイキックパワー開発研究科 主任教授。
日本サイ科学会理事。サトルエネルギー学会顧問。
潜在能力・深層心理・宇宙生命エネルギー等の研究に従事し、都市伝説からオカルト全般について詳しい。
まだ開花していない逸材を探し、サイキックパワー開発を行うことで、人類に貢献することが目標。
豊富なメディア出演の経験を活かし、楽しく、わかりやすくをモットーに講演等も精力的にこなしている。
◆著書 「医聖(アデプトゥス・メディクス)―異能医学者列伝」「マージナル・サイエンティスト―異能科学者列伝」
学識者として異なるオーソリティーを目指す立場から「阿久津淳」の別名を持つ氏は
このように超能力の正統な研究と知見の普及にも取り組んで来た識者である
魚座ラグナとなったダシャムシャは
肝心な10室をラグナロードが支配して配置の良し悪しが極めて重要になってくるが
見事に10室支配の木星( 知識・教養 )が4室から10室にアスペクトバックし
大学講師の実務はもちろん平素から多くの講演依頼に応じる様子を写実できている
( また太陽が7室乙女座に住むことも大学教授としての地位を示しているようだ )
11室でケートゥのディスポジターにもなって定座した土星は
機能的吉星の火星とコンジャンクトして9室対11室の強力なダーナ・ヨーガを組み
山羊座的な厳しい練磨が優れた知見と論説を生む吉相になる
他方で
9室と12室が生来的凶星同士で絡み土星の側がケートゥのディスポジターであるため
一見すると科学者や技術開発の主任技師のように思えるが
実際にはサイキック( 霊能や超能力 )を意味する所見になっている
火星や土星がケートゥのディスポジターとして定座すれば
繊細な直感的知能と技巧が育つことになり
更に8室や12室が関わると超常的な異能になるという結果を指し示す
それらが「地位・称号」の11室で生じる配置が
大学教授の職位にありながら常識的ではない知見を授ける様子も説明している
その11室山羊座の厳しいコンジャンクションには木星が逆行位置からアスペクトし
木星は逆行すると定座したマラカの金星から影響されることにもなり
それが私の参加した講演会でのマイペースなお道化た話しぶりを醸す所見になる
例えば
長い経年の中で配置の影響が実感できるドレッカナでは2室支配の太陽が4室で減衰し
ラグナロードの月が10室に住んで相互アスペクトする様子が教職者の立場を説明できている
雑駁なオカルト愛好家で終わらずアメリカの機密にも通じているエキスパートであることは
知見の高さと実行力を担う5室10室支配の火星が6室射手座でケートゥとコンジャンクトし
ディスポジターの木星が逆行位置からアスペクトバックする絡み方で証明されている
単純に「超現実な事象を広く熟知している」というオカルトな有識者のイメージは
8室水瓶座でヴィーパリータになったヴァルゴッタマの水星のせいである
冒頭で触れた氏との二次会の宴席では私が思うよりもその鑑識眼は厳しく
数多の都市伝説の真偽やネット上でそれらに気安く触れる者らに対し冷たく懐疑的で
玉石混合のオカルト界を正しく踏破してきた年輪の深みを感じさせた
( 中でも私が興味を持っていた某スピ系Youtuberの女性に対しては遠慮なく辛辣だった )
あるいは
ラーシにおいて「乙女座から9室にアスペクトバックする逆行の木星」というのが
明らかにこの私を意味する表示体だからか
落ち着きがなく口の減らない私に牽制球を投げる要領で
私をやり込めるように煙に巻く受け答えをして見せたのかも知れない
( 5室の表示体の木星が6室9室を支配すれば学識者にとっては「生徒」を意味する )
氏のラーシで起こった水瓶座の惑星集中は
年下の私にとっては「水瓶座のグル」を意味した配置へと置き換えられ
6室に住んだ7室の支配星であるためにやはり一筋縄で行かない相手であり
しかしながら実際には私の金星が住んだ11室蟹座が氏のラグナでもある
9室を支配して逆行の火星土星に傷つけられている「普通ではない金星」が
やはり特異な経歴とステータスを持ったUFO研究家の竹本氏を指していると言える
やがて来る氏の木星期
私の判断が正しければ現在の「ラーフ-火星期」はラーフ期最後のアンタル・ダシャーのため
今すでに氏は木星期に向かうダシャー・チッドラが起こっている
基本のラーシでは3室から9室に木星がアスペクトバックすることから
講演会への登壇等が増えていく頃合いであり
月の6室目に住む木星が逆行位置から月の9室目にアスペクトバックするので
やはり誰かに対し何かを懸命に教えているかのような様子だ
それはナヴァムシャでも相違が無く
「研究」の8室がオカルト全般を表意する水瓶座になり
その配置は月から見直すと「11室に住む9室12室支配の吉星」で
輪をかけて非現実な分野の知識を伝播していくことになる
端的な仕事ぶりを写したダシャムシャはむしろ大本命の上昇期であり
10室へとアスペクトバックできる木星が3室に逆行することでアクティブな跳躍間を醸す
厳密な出生地が分からないためラグナの正誤も絞れないシャスティアムシャは
仮に蟹座ラグナと見なせば人生有数の本領発揮が遂げられる絶好機で
木星は月から見てもマハープルシャになる奇遇の吉兆が
グル・チャンダラ・ヨーガの痛快な破格感となってその実力を引き出すはずである
またお会いしましょう
気後れなく氏に再会するためにも
私もまた一人前になることが絶対である
以上
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