ナヴァムシャの7室8室が強い人

更新日:1月26日



全く今更な話ではあるが

人生本来のシナリオと言えるナヴァムシャは結婚を含む深い人間関係を写す分割図である



ナヴァムシャがラーシ・チャートととても差異のある運勢図になっていると

早い話が二重人格的な傾向を強めていく人生であり

殊にナヴァムシャの甘露な本分たる7室と8室がラーシより特徴的であれば

知らず知らずのうちに色好みの好事家な側面を持つようになってしまう






上記のチャートはやはり結婚運の程を伺いに私へ占断を申し込んできた女性のものだ



7室8室ともに最良な好配置が実現しており

その影響力が彼女の恋愛観をドラマチックにしているようである



ただし

この某女性はラーシ・チャートが(わざと書かせていただくが)かなり「男性的」な様相だった



ラグナは男性星座であり

天秤座には2大凶星の火星土星がコンジャンクションし土星は高揚する

それはトリコーナの絡みであるために無味乾燥な現実主義者の性質を強く帯びており

事実その配置が明確に人格形成で影響していて

彼女は類稀な理系方面への学力に恵まれて理科学系の専攻を修学し大学院まで出ていた



彼女は月がラグナに住んでいるのでその性格はより更に是々非々の倹約家な質であろう

7室には木星がそのまま定座してマハープルシャとなる天晴れな配置だが

逆行する木星であり手前の6室には仕組まれたようにケートゥが住んでいる


また

男性星座のラグナに月が住む一方で2室に金星が住んでおり外見上は女性的なはずである



このボーイッシュな美人と言える彼女はその性格がルックスとギャップを持ち

それを自分らしさに変えていけるだけの明朗さが今一つ足りていなかったようで

恵まれた容貌に比べ実は質素で静かな性格だと気づいた男性から敬遠されてしまう様子だ



その結果トリコーナの象意に絡んだ2つの凶星が重たく悩ましい窮屈さとなって現れて

6室とそこに住むケートゥへ逆行するマハープルシャの吉星が彼女を安穏なままにさせる



スポーツは不得意だろうし音楽やファッションも余所行きの物真似で済ませるタイプだ

まるで少年漫画の主人公を思わせる素朴で不器用なキャラクターである



とはいえナヴァムシャは謹厳実直で上昇志向の射手座ラグナだ

段々と発露する彼女の秘めた自己像はカラリと陽気な趣味人の風体なのだから面白い

(本人からしたらそれが苦痛なのだから「面白い」などというのは失礼だが)






彼女の潜在的な運命を指すナヴァムシャのラグナロードの木星は8室で高揚している

7室では水星が定座して見事にマハープルシャのバドラ・ヨーガが出来ており

学究心から生まれる交友が楽しくてたまらないという都会的な文化人のイメージである

(双子座は情報流通の象意から金融と政治経済に強く7室が絡むと自営業者が好適な職業だ)



やはりナヴァムシャもよく分析すると男性星座のラグナで中性惑星の水星も自若な強さで

ラグナから2室目の女性星座(山羊座)に金星が住んでいる


一方で3室水瓶座(男性星座)は月と土星がコンジャンクションして土星も定座で強いため

結局のところ彼女は何故か男性的なパーソナリティで女性に生まれた人という総評になる



風通しよくペダンチックで老成した彼女がそれでも結婚願望の熱意を絶やさないのは

もちろんラグナロードの木星が「結婚生活」の8室で高揚するからである



特に蟹座は月が支配する「裸のままの素顔」というような星座であり

そこで木星が高揚する配置はハッキリ言って人生をゴン攻めし究極的に悦楽を目指す性格だ

(ちなみに彼女のこのラグナと木星の配置が同じ著名人に投資家のジム・ロジャーズがいる)




(ジム・ロジャーズ)




射手座ラグナというのは

何かが切っ掛けで遊びや学びの楽しさを経験すると途端に人柄が変わってしまう余地があり

おそらくは彼女も過去の幸運なダシャーで一期一会の出逢いにありつけて

胸が苦しくなり誰かにロマンティックを止めてほしくなったようである



思うにそれは「木星-金星期」か「土星-金星期」かまたは「土星-火星期」の頃である



彼女のラーシ・チャートでは土星と金星がケンドラの位置関係になり

土星と火星はラーシでコンジャンクションして

ナヴァムシャではまたケンドラの位置関係となって

金星はナヴァムシャで高揚の木星と対向し合う何とも放埓な配置だ

(そうした木星のドーピング的な影響を金星が受けるため

アンタルダシャーが金星期になると何か「棚ぼた」な突発運が降ってくるようだ)



彼女はあと数年で水星期であり土星期の終盤を行く現在に本望が叶わずとも

いずれ生涯で二度とない感涙ものの「出逢い」に恵まれるはずである

(あるいは女流経営者として頭角を現す第二の人生の門出の時なのかも知れない)





──と彼女の運命を締めくくっていると妙なデジャヴを覚えて不思議に思いふと気づいた







かの腐れ縁な私の相方もソックリ同じ条件を持っていたのである




彼は今現在のダシャーが「月-木星期」だが

彼のナヴァムシャを乙女座ラグナに断定できたのも

マハーダシャーが月期に移り変わった3年ほど前に彼が突如として婚活を始めたからである



彼のナヴァムシャの月は牡羊座でヴァルゴッタマであり

ラーシでその月がそのまま本来のラグナ(≒牡羊座ラグナ)に住むという相対関係となる



即ち

7室の本質であるラグナ(7室から7室目)と「異性に対し隠し持つ情念」といった象意の8室で

本人の天然自然の心を指す月が高揚するように働いている



田舎生まれ田舎育ちの平和で吞気な甘えんぼの彼が突然チャック破壊男爵になってしまった

お坊ちゃん気質の朴念仁だったようだがその実しっかりと「そういう野心」を育んでいたのだ



驚いていた私の方がよっぽど出し抜かれ続けた暗愚な馬鹿者だったのである



彼もまた時運的にナヴァムシャの7室8室が励起される頃合いであり

なおかつあと4ヶ月弱も続くダブルトランジットは彼のラーシの7室天秤座に起きている




しかもその天秤座では金星が定座してマハープルシャになり同時に2室(結婚生活)を支配する





・・・・・ヾ(;´・ω・)ノん~??(・へ・;;)うーむ・・・・・





来年夏あたりはもしかすると彼から手紙でも届いて

笑顔の妊婦の横にたたずむ彼の写真でも送られて来るのかも知れない



以上

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