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ジャニーズ副社長を辞職した滝沢秀明氏と新社長に就任した井ノ原快彦氏のラグナ検証

執筆者の写真: 鹿村文助鹿村文助

更新日:2022年11月7日








このほど日本国内よりも海外で話題性として大きいであろうニュースがあった



日本の芸能界の一角を占めるジャニーズ事務所の本部中枢において

各位ご承知の通り副社長で子会社の社長だった滝沢秀明氏が辞職と退社を決めた



男の私はジャニーズのファンでなくとも

80年代の生まれでテレビ欄ラジオ欄にジャニーズの名前が常に在った世代であり

実姉が90年代から今もジャニーズファンのため

今回の一件は検証してみようと感じた



滝沢秀明氏のデビューまでの来歴はWikipediaで以下のように記述される



東京都八王子市にて3人兄弟(兄・姉・自身)の末っ子として生まれた。幼少期に両親が離婚し、父親は家を出て行き、母親は3人の子供を育てるために朝から夜まで働いたが、生活は苦しかったといい、極度の貧困を経験している。洋服に困り、真冬でもタンクトップと短パンの生活を送り、食事も水で溶いた小麦粉をホットプレートで焼き、ケチャップを塗って食べていた。唯一のご馳走は具がシーチキンの餃子だったとされている。 中学生になると貧困から抜け出すため、貧しい家計を助けるために仕事を探すようになった。元々はプロレス好きで大仁田厚の追っかけもしており、アイドルやジャニーズには関心がなく、プロレスラーになるためにプロレス団体に問い合わせて入団条件を聞くも「身長も体重も足りない」と言われて断念した。その後、複数の芸能事務所に応募し、1番最初に返事が届いたジャニーズ事務所の存在に注目した(KinKi Kidsのファンであった姉の影響で応募していた)。
1995年に13歳でジャニーズ事務所のオーディションを受験・合格し入所。今井翼によると、オーディション時の滝沢の目付きは他人と異なっていたことを振り返っており、その時点で貧困から抜け出して人生を変えるという意志や覚悟が出来上がっていたとされている。初取材を受けるための外出日に母親に「これからマイナスなことは絶対言わない」と伝えたという。
滝沢のジャニーズJr.加入と激闘によってジャニーズJr.は激変し、ジャニーズJr.はバックダンサーが主な役割だったが、単独でコンサートを行うようになり、ゴールデンを含む3個の冠番組が放送されるなど一大人気ユニットにまで変化し「ジャニーズJr.黄金期」と呼ばれるようになった。事務所の合宿所にて相葉雅紀・二宮和也・松本潤らと生活していたこともあった。


こうして初めて滝沢氏の生い立ちを知ったが

これほど厳しい逆境と闘っていたことがにわかには信じられない



やはり他の多くのジャニーズ諸氏のように

「普通の家に生まれて何となく成り行きでジャニーズになってしまった」

というパターンだと思っていた



かつての生家の貧困と兄・姉を一人ずつ持つことは重要な検証材料である



また今回の幹部職からの電撃辞職もダシャムシャで当然明示されているべきだ



氏本人のデビューとその後の奮闘ぶりが正しく現れたチャートは

おそらく以下の通りである









滝沢氏はラグナロードが逆行して6室に住んでいながら

全ラグナでもかなり吉意の強い9室12室支配の木星も逆行し

多方向に保護のアスペクトを与えていることが大きいようである



まず客観的に証明されるべき兄・姉の存在は

牡羊座をラグナとした場合に11室支配の土星が逆行して11室と対向することや

月をもう一つのラグナにして見ると

同様に木星が11室支配となり乙女座へ逆行して自室にアスペクトを返せる配置になる



なお「幼少期に両親の離婚により父親不在の家庭生活だった」との事実は

やはり牡羊座をラグナにすれば本来のラグナと月ラグナの両方から説明できる



本来のラグナで父親はまさに9室支配の木星がその表示体で

逆行の火星土星という最悪なコンジャンクションへ木星自体も逆行して傷つき

月をラグナとした場合には土星が9室支配となって

機能的に凶星化した火星木星に強く傷つけられている



また本来のラグナから9室目に住むケートゥを火星がアスペクトで傷つけ

ケートゥのディスポジターの木星自体は上述した通りのコンディションであり

10室(4室と正反対の象意で「家の外」を指す)と同じ意味を持つ7室で逆行した木星が

単純に「父親が居なくなってしまった家」という所見にもなり得る



父親の役割を母親が兼ねなくてはならない状況は

ラグナの牡羊座から見て

2室で高揚した月(母親の表示体)のディスポジターの金星が星位の悪い山羊座に住んで

機能的にも凶星化した土星が

逆行位置の獅子座から天秤座と牡牛座の両方にアスペクトしてしまう絡み方に現れる



月のディスポジターが「家の外」の10室に住んでそれも土星の支配する山羊座のため

本当に実母が骨を折って働き通す所見になる



そして重要なのは

月を母ではなく滝沢氏本人のラグナと見ても

とても意外なことにラーシではかなり強いケマドルマ・ヨーガが出来ていることだ



木星と土星がそれぞれ逆行した位置から月にアスペクトしてはいるものの

月の両隣にも月から見たケンドラにも星が住まないというのは奇特な不運である





本来のラグナから2室目で月が高揚する滝沢氏



喋り方も優しく素直そうで育ちの良い印象があり

今なお上品で甘いマスクからは本当に想像できないほど

滝沢氏は幼少期を深く重い孤独の中で過ごしていたようだ




何故この時にジャニーズ事務所を去ったのか






滝沢氏の現行ダシャーはちょうど私と同じ「木星-木星-金星期」である



ラーシが牡羊座ラグナとしナヴァムシャを獅子座ラグナに想定すると

それに従ったダシャムシャで今回の氏本人の意志が確認できる





木星はダシャムシャで最も悪い5室8室支配で8室に定座してしまう

そしてダシャムシャで重要な7室(10室の本質)に逆行しそこから金星にアスペクトしている



金星は獅子座ラグナで最重要な10室の支配星で3室も支配した芸能の表示体だ

この金星こそ今日ある滝沢秀明その人を指していると言い切ってよい



10室の支配星が「独立」の11室に住んで「途絶」の5室8室の支配星がアスペクトする配置が

滝沢氏の進退窮まる思いを指し示している







上記のソースによれば氏は9月中旬に退社の意志を表明したという



やはりダシャーがその経験を喚起して具現化させるにはある程度の時間を要するらしく

ダブル・トランジットも氏のラーシ7室の天秤座(に住む木星)に生じ続けていたが

2ヶ月ほどしてその意志が行動に移されたようである





ナヴァムシャも獅子座ラグナで

やはり5室8室支配の木星が逆行位置から2室の減衰した金星にアスペクトしている



木星は金星が高揚する魚座の支配星のため

減衰した金星に木星がアスペクトしてくるのは即ちニーチャ・バンガであり

木星がラグナから7室目に住んでいることで効能は十分に強い



5室8室とはまさに「それまで続いていた物事が途絶える」経験をもたらし

木星にアスペクトされる金星は逆に「起業」の2室に住んで復調できる条件下にある



だから氏は今になり二度とない一大決心が実ったのだろう




特別な処遇と周囲からの悲痛な風当たり




滝沢氏はやはり過去のジャニーズには無い異次元的な栄進を果たした先達者だった



14-15歳頃よりジャニーズJr.のリーダーに任命され、後の嵐と関ジャニ∞のメンバーや山下智久・生田斗真・風間俊介ら約120人をまとめ、「西のすばる」と称された渋谷すばるに対し「東のタッキー」と称された。入所1年目よりジャニーズJr.オーディションの面接官にも任命され、横山裕らが参加した回にも立ち会っていた。滝沢の人気は絶大で凄まじく、ステージや雑誌のセンター位置・ドラマ主演・ドームコンサート・ジャニーズJr.冠番組MCなど大役を破竹の勢いで次々と制覇し、破格の存在であった。
一方で滝沢は「とにかく静かで常に隅っこにいる子」「人前に立つことも苦手なタイプ」であったとされており、本人もリーダーは元々苦手であったことを語っている。リーダーとなったジャニーズJr.では苦労が多かったというが、せっかく用意してもらったチャンスを無くしたくないという理由で続けたとされている。先輩からは「何でお前の言うことを聞かなきゃいけないんだ」と返答され、同期からは「何で俺はマイクを持てないんだ」と苦情を言われたこともあるといい、倒れて点滴を打つなどのハードスケジュールでも相談できる仲間はいなく、孤軍奮闘していたとされている。




Wikipediaによれば

氏がジャニーズに入所したのは「1995年4月23日」で13歳になったばかりの頃だった



ダシャーは「月-金星期」で

吉意の配置がダシャムシャよりもラーシ・ナヴァムシャで顕著である





ラーシで金星はまさに高揚した月のディスポジターとなり

ナヴァムシャでは月と金星がトリコーナの絡みとなって木星が逆行の位置で両者に絡む



氏が13歳目前だった時のダシャーはしっかりとナヴァムシャの所見を証明している

5室8室支配の木星が「物事の始まり」を余すところなく実現させたようだ



しかしその後の「月-太陽期」では明確な絡みが起こらず

アンタルダシャーが月期の最後になったため火星期の経験がダシャーチッドラし始めていた







ダシャムシャでは

吉祥なヨーガ・カーラカの火星が9室へアスペクトバックするが

「初歩的な努力」の3室であり

火星期が本格化する「火星-ラーフ期」で

ラーフのディスポジターの土星に火星がアスペクト出来る絡みの配置が顕現するまでは

先に挙げたように「先輩・同輩とのあつれき」が生じた苦闘の時期という所見である





他方でナヴァムシャは火星のコンディションがすこぶる良く

やはり火星が4室9室支配で「願望成就」の11室に住んで木星がアスペクトしている



滝沢氏の分割図が見せるこうした差異は

「ダシャムシャが即時の職業運を示しナヴァムシャは要約された概略の運気が出る」

という違いが分かる如実な事例になっている



ナヴァムシャの火星は9室支配で11室在住のダーナ・ヨーガで

木星が本来の位置から火星にアスペクトし

逆行して月と重なった位置からは火星のディスポジターの水星にもアスペクトし

5室8室支配で「継続的な物事の刷新・盤石な進捗力」を11室に与えて

11室の支配星が12室に住むにもかかわらず高威力な自己実現の吉意を実らせている



ナヴァムシャ・ダシャムシャの両方で

6室に土星が定座したりラグナ対7室の軸でアスペクトバックしてしまうため

氏本人が受ける処遇やその努力を面白くないと思う先輩筋が多く在った事実も示される



陰に日向に嫉妬されながらも

「母と兄姉のため」と奮起する氏の栄達が実るのは

ナヴァムシャで火星が高揚のラーフに逆行して凄まじいラージャ・ヨーガになった頃である




滝沢氏の後任として新社長となった井ノ原快彦氏







そして急遽この時に新社長の席に就くこととなった元V6の井ノ原快彦氏



ご本人の過去の来歴を確認できる限りダシャー照会していった結果

以下が氏のバイオグラフィーを説明できていると思われる







東京都は台東区浅草で生後数年を過ごした井ノ原氏は

品川区へ転居した後の1988年にジャニーズ事務所へ入所したとのことだ





やっと12歳ながらダシャムシャでは吉祥な絡みが十全に起こっていた



2室に住む金星は5室も支配する木星と星座交換して

生来的吉星同士の5室対7室という甘美な結びつきを果たし

金星から4室目に水星が住んで水星は11室にアスペクトバックする理想の配置である





水星は4室水瓶座に逆行することで木星からアスペクトされることにもなり

芸能の表示体である金星は星座交換で12室に定座するように働き

おそらくは上記のダシャーで井ノ原氏は12室が意味する芸能界へ仲間入りできたようだ



その後ジャニーズ事務所入所から7年を経た1995年11月1日に

新ユニット「V6」のメンバーに選出され堂々のメジャー昇格を遂げる





私個人にとっても彼らV6は異色の個性を発揮していたチームという印象で

一人一人がドラマ出演で優れた演技力を見せていた



特に長野博氏は「ウルトラマンティガ」の主演に抜擢されて

当時ジャニーズとして初のウルトラマン俳優にもなったことは

小学4年生だった私からしてもとても不思議で独特なイメージを抱かせた





当時の井ノ原氏のダシャーは「太陽-金星-月期」で

ダシャムシャで大いに良い配置が実っていた





ダシャムシャの核心たる10室支配の太陽はまさに「芸能」の3室に住み

金星は星座交換で太陽から10室目の天秤座で定座したようになって絡みが生じ

月は5室の本質である9室支配で7室に住んで高揚し

芸術的なほどの高位な自己表現の才能を実現させた配置となる



ダシャムシャの7室とはラーシの11室のような客観的な人気を示すため

月が良好なラージャ・ヨーガとなりディスポジターの金星が木星と星座交換する所見は

間違いなく一流アイドルとして昇進し井ノ原氏が栄華の域へと踏み込んだ様子を指す



また

その当時の井ノ原氏はダシャーが太陽期の最後のアンタルダシャーで

即ちダシャーチッドラが始まっており月期の運勢が少しずつ強まる頃合いだった





月は上述の通りダシャムシャで文句なしの最良な配置が実現し

ラーシ・ナヴァムシャにおいても必ず木星と絡んで吉意の保護に預かっている





ラーシでは木星が月のディスポジターとなり

5室から5室目でその本質の9室に住んだ位置から月へとアスペクトバックする



ナヴァムシャは月がラグナロードになってガージャ・ケーサリを組み

木星は水星と星座交換して生来的吉星が3室対9室の絡みでまさに芸能活動を意味し

なおかつ6室対12室のヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガにもなった盤石な配置が完成する



主要なチャートの全てで月には凶意の影響が残らないため

デビュー後10年は順風満帆なキャリアの発展が続いたと言える



それから



2007年9月28日、かねてから交際中だった女優の瀬戸朝香との結婚を発表。翌日に婚姻届を提出。2010年に長男、2013年に長女が誕生。


全く見事なほどに人生の栄転が実った経験である



2007年9月28日当時は「火星-ラーフ-金星期」で

アンタル・プラティアンタルは古典でも結婚の時運とされる「ラーフ-金星期」だった







ラーシでは火星が12室に住んでしまうが

火星自体がラグナになると土星はアスペクトバックする7室の支配星で

火星と絡んだ位置に住む金星はラーフとそのまま対向しており

やはり2室8室軸に次いで結婚の配置とされる4室10室軸でラーフ・金星が結実している





ナヴァムシャはラーフとディスポジターの木星と火星が相対し

金星は本来の配置上で一見すると絡みがないが

星座交換して魚座に伏在するように働く木星が9室目のアスペクトを金星に与えている



星座交換はその相互の星が定座した自室の位置からもアスペクト出来るとした想定が

おそらく正しく機能していると思える実例になっている




長男・長女の生誕






上記のソースでは長男と長女の出生時刻まで含んだとても正確な出生記録が開示されている



それによると

長男は「2010年3月2日15時45分」に出生したとあり

長女は「2013年11月22日17時11分」の出生と記されている



長男の出生時から10ヶ月逆算するとダシャーは「火星-土星-金星期」だった






プラティアンタルダシャーが

「異性との交接」を指す金星で減衰したラグナロードというのは不適当な所見だが

8室を支配して12室で減衰したためパラーシャラの例外則となって逆転的吉意を持ち

火星土星は「懐妊」の5室でコンジャンクトし定座の土星に木星が対向している



おそらく「子供の表示体」の木星がこの二大凶星と対向しなければ

第1子の懐妊は実現しなかったはずである



それから長女の生誕時期である「2013年11月22日」からまた10ヶ月逆算すると─







やはり長男懐妊時と同じで

月は火星土星と絡まなくともそれらに対し木星が必ずアスペクトしているのである



特に男性のサプタムシャでは月が母親を意味し

つまり本人の妻の表示体と判断できることになり

その月が木星からアスペクトされているか否かもかなり重要であることが分かる



井ノ原氏のサプタムシャは

木星が吉祥な保護を必ず与えていたダシャーで子宝に恵まれた事例を示している



ジャニーズ子会社の新社長就任時のダシャー






そして何故この時に井ノ原氏が滝沢氏の職責を受け継ぐこととなったのかである





ダシャムシャで火星はラグナロードに当たり

ラーフのディスポジターにもなり水星はまた例外則の配置になっている



どうやらここでもダシャーに木星が絡んでいるのが分かる



ラーフのディスポジターは7室からアスペクトバックするラグナロードの火星で

水星は逆行することで木星がアスペクトする位置にズレ込み

主要なダシャーの全てに機能的にも吉星の木星が星座交換の威力で保護を与えている





ラーシでは11室支配の水星が10室から9室へと逆行し

ラーフのディスポジターの金星とコンジャンクトし

それは火星から見た10室目で起こるためダシャーが全て絡んでいることになる



ナヴァムシャは説明する必要もない明快な配置で

3室9室軸で全てが完結する素晴らしい配置であり

ラージャ・ヨーガ・カーラカの火星は3室9室軸の星座交換の吉意に守られている



ダシャーと配置のコンディションを見た限り

プラティアンタルが土星期に移る来年の8月28日までは

最良な運勢が続いていくようである




滝沢秀明氏の今後






ジャニーズ事務所の元副社長だった滝沢氏



今現在は7室で逆行する木星がラグナになり

厳しい自己管理で時にはフラストレーションが爆発しそうになりながらも

3室6室支配の木星が温めていた立志の実現に氏を駆り立てて行くことになる



12室で二大凶星がコンジャンクトしつつ

とても強いラージャ・ヨーガとダーナ・ヨーガになる配置は

おそらく氏本人が事業経営者として

厳しいマネジメントに徹している姿を意味し

ラグナと8室支配の金星が4室に住むため

やはり新規事業の創始者という立場から

グルのように振舞う姿を指示しているらしい





冒頭でも精査した配置は

今後の氏の独立独歩を意味しており

ジャニーズとしての基礎を活かしながら海外展開も視野に含んでいるようだ

(8室で定座した木星は「海外」の象意がある7室で「外国」を意味するラーフへと逆行する)



以降もその動向が見守られるジャニーズ事務所はどう生まれ変わるだろうか



水瓶座時代のより近くより親しめる個性の誕生を熟年ファンは期待と不安で待っている



以上


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