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ウパパダで考える自分の結婚後の人生

更新日:2023年2月7日





しばらく無視していた即席占断の技法に「ウパパダ」がある







ウパパダは

ラーシチャートの12室の支配星が自身のハウスから実際に住む位置までを数え

そのハウスの数だけ12室の支配星自身から数えた時のハウスを

「結婚に対する本人の意志が現れた状態」と見なす





私の場合は太陽が12室を支配して獅子座から数えると11室目の双子座に住むため

双子座から11室ほど数え直した牡羊座の8室が将来の婚約者に対する私の性格になる



Jagannatha-Horaではそれを表示してくれているので分かりやすい









凶意上等の8室目にラーフの住む牡羊座が婚約者のイメージなので私は諦めがついている

こうした先見性が正しく身に着くのもジョーティッシュを学ぶことの有意な価値である







所与の教義ではウパパダは「婚約者に対する自分の客観的様態」で

決して婚約者そのものを指すわけではないが

私のウパパダ・ラグナのロードは牡羊座から9室目の射手座で逆行する火星だ



何かデジャブを感じるな・・・と思ったら─



私の暗い別側面のカルマが抽出されたドワダシャムシャの8室そのものだった



D12については以前に投稿済みの記事がありそこでウンザリするほど考察してある

正直これ以上は触れても仕方がない



とにかく

私のUL(ウパパダ・ラグナ)にはラーフが住んでおり穏やかな印象ではない





これほど立場の違う相手といつどんな場所でなぜ関わるのかである

ラーフのディスポジターは私のアートマ・カーラカの火星であり

またもや宿命的で避けて通れない不本意な出会いなのかも知れない



基本的にアルーダ・パダはジャイミニの技法であるため

チャラ・ダシャーを最初に確認するべきだ





ご覧の通りである



チャラ・ダシャーは本来の10室がラグナになり

何故かラグナロードがダラ・カーラカとラグナでコンジャンクトしてしまい

自分自身を指すアートマ・カーラカがダシャーラグナから7室に住む



これではまるで私が自ら遠方(7室は「未知の場所」の象意)へ出向くような配置だ

会社経営的に海外旅行など絶対にしていい訳が無い



早くも来月の半ばから始まるサブサブ・ダシャーが双子座になって重複するので

普段通りに生活していてもどこかで誰かに「ぶつかる」ように出会うことだろう



上述したウパパダの星座をラグナと見なすとイチイチ思わせぶりだ



即ち火星は私の婚約者を意味するアルーダ・パダの支配星となる



そもそも火星は私のアートマ・カーラカで

火星の住んだ射手座がサブダシャーに当たる残り7ヶ月強の間に

何故か私は遠くに出向いたりして

そこで一生モノの出会いに引き寄せられるかのような所見になっている





さすがにあと1ヶ月もしないで奇妙な出会いが起こるのは迷惑なので

自社の年度末が近づいた「双子座-射手座-魚座期」頃ならまんざらでもない







ダシャーラグナの双子座とサブダシャーの射手座から

サブサブダシャーの魚座にアスペクトが起こり運気が動的になる好調期である




婚約者とはどんな女性なのか






私のナヴァムシャでは12室でラグナロードと結婚の表示体の金星が星座交換し

12室では「外国人」の表示体であるラーフが高揚する



その位置が私のウパパダ・ラグナから2室目(結婚生活の象意を含むハウス)である



ここで

非常に参考になる先輩ジョーティシャーのページから以下の通り引用する



BPHSにあるシュローカ1-6の第30章には、ウパパダについて次のように書かれています。
シュローカ1-6
「オー、ブラフマンよ。私はいまウパパダについて教えを授けよう。妻や子孫による幸福をもたらす吉兆についての教えを。
このウパパダは、ガウナ・パダとも呼ばれている。もしウパパダが吉星からアスペクトされたり、吉星とコンジャンクトするなら、子孫と配偶者によって幸福がもたらされるだろう。
しかしウパパダが凶のハウスに在住したり、あるいは凶星からアスペクトされたり、凶星とコンジャンクトしているなら、禁欲し、妻帯することはないだろう。
もし(それでいて)吉星からアスペクトされていたり、凶星に吉星がアスペクトあるいはコンジャンクトしていたら、独身で終わることはないだろう。」
ここで、太陽は、高揚の星座にあったり友好の星座にある場合は凶星とは見なされませんが、減衰の星座に在住していたり、敵対する星座に在住する場合は凶星と見なされます。
また、ウパパダから2室目の影響は次のように書かれています。
シュローカ7-12
「もしウパパダから2室目が吉の星座か、あるいは吉星からアスペクトされていたり、吉星とコンジャンクトしている場合、同様のよい結果(妻と子供の)が得られるだろう。
もしウパパダから2室目に惑星が減衰して在住していたり、あるいは減衰の状態にある惑星とコンジャンクトしていたら、妻に災いが降りかかるだろう。
もしウパパダから2室目に惑星がナヴァーンシャで高揚して在住していたり、あるいは他の惑星からアスペクトされていたら、魅力的で徳の高い妻を娶るだろう。
もしウパパダあるいはウパパダから2番目のハウスに自室の支配星が在住していたり、あるいはそれ以外の自室に在住していたら、妻は長生きするだろう。」


牡牛座には水星が住み金星ラーフが絡み対向の蠍座へ火星が逆行して定座する



ウパパダ・ラグナから2室目の牡牛座は強い吉星と凶星が両方とも関わっている



婚約者は「若々しく独特な容姿の女性」ということだろうか(あるいは外国人か?)

ウパパダのロードの火星が機能的にも凶星化して対向するにようになってしまい

良いとも悪いとも言えず何とも不安定な様子の配置だ





また本来のウパパダを振り返ると

凶意の8室で不幸な牡羊座には水瓶座から木星がジャイミニアスペクトしつつ

蠍座から土星もジャイミニアスペクトしてしまい

ウパパダから2室目の牡牛座には金星がジャイミニアスペクトでバックする



本当に良い所見と悪い所見が混在し総和としてどんな人物か分かりにくい



ウパパダ・ラグナのロードでアートマ・カーラカの火星のナクシャトラはどうだろうか





ヴァラーミヒラによると「月がウッタラ・アシャーダにある人は、従順、素直、有徳、感謝の念を持つ、多くの友人を持つ、恩を返す、人に好かれる」とのこと


一応は良い性格と言えそうな特徴が揃っているのが「ウッタラ・アシャーダー」だ



今となっては自覚が乏しいがアートマ・カーラカが太陽と関わるので

表向きの私は真面目な努力家という印象で認知されており

婚約者の性格も「忙しそうにしていて風通しが良い女性」のようだ



家庭的ではなくそれであれば「わざわざ結婚する間柄ではないだろう」と思ってしまう

成り行きであれ何であれ訳が分からないような出会いである他に考えられない




来月に一体何があるのか






チャラ・ダシャーでも指摘したように

来月11月中頃からは不意な出会いが起こりそうな時運となっている





たった2日間ほどの短い時間において

ラーシ・ナヴァムシャ両方で7室支配の木星と

結婚の表示体の金星と

ラーシで8室を支配したウパパダ・ラグナのラグナロードの火星と

やはりラーシ・ナヴァムシャ両方でラグナロードの水星が

しっかりとダシャー上で巡って来る





シャスティアムシャにおいても

木星・金星・火星・水星はラグナや5室や7室に関わっており

木星はラグナロードで水星は7室の支配星で

火星は木星とコンジャンクトしてアスペクトバックするアートマ・カーラカで

金星は火星・水星・木星のディスポジターである



配置上で絡みは成立しないが

金星が木星のディスポジターとなる明確な絡みの生じる所見で

チャラ・ダシャーと並走している時期なので一応は注目しておくべきだろう



決して今あるこの生活が壊れないことを祈るばかりである




それは何よりも先ず私の会社のために働く全ての人々のための未来であることが最重要だ

私はエゴを選ぶジョーティシャーでありたくはない



以上

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