まさかの番狂わせ！高市早苗を新総裁に選出した自民党と日本の未来
- 鹿村文助
- 10月4日
- 読了時間: 7分
更新日：10月5日
全く期待もしていなかった次期首相は
あろうことか高市早苗という結果だった
｢あろうことか｣などと勿体ぶる必要は無いだろうが
本人の人間的未熟さが祟って総理大臣という国家元首の肩書きに対し役不足だったようだ
( 小泉進次郎自身が役不足に思うのではなく｢首相｣という席次に対し当然不釣り合いである )
今更もう云々するほどではない
総裁選というのは自民党内やそれ以外の枢密の部局によって演出された模擬選挙である
この疲れ切った石破総理の表情を一目見てすぐに分かるのは
｢総理大臣は日本で最も不自由で最後まで操られ支配される役職｣であることだ
もう私は石破総理を責める気にもならない
以下は1ヶ月ほど前に私が偶然にYoutubeで見つけた有意な動画である
この｢カンペ｣というのはもちろん総理自身が準備した内容ではなく
各々の省庁の官僚がしたためた台本を読ませられているのである
一説には日本の国策は85%が国会ではなく各省庁の密室的な専決処分で裁定されており
残りのやっと15%をわざわざ国会議事堂で国費を費やし( 台本に沿って )審議しているそうだ
私にとっては
国政の与党がどの政党になって
誰が総理になろうと
同じことだと思っている
しかしそれは単なる諦めではないのも当然で
昨今になり白熱し続ける不透明な国策事案への抗議デモは
SNSを通じた同時多発の暴露によって生じた決起の行動だ
私も過日に参加したエジプト合意撤回要求デモや
祝日に決行され相当な規模になったウィルス研究所新宿区移転反対デモなど
オールドメディアが｢デマ｣の見出しでネットニュースにしている諸問題は
為政者とその背後に潜んだ官僚らが隠し通したい悪意の核心である
問題の最奥へと踏み入ろうとする者であれば
そもそも国会議員になるべきではないと言っても過言ではない
それでも覚悟を決して本意を貫けば─
こうならざるを得ない
石破総理が結果的に｢何も出来なかった( 何をしたいのか分からない )総理｣になったのは
政治生命以上に実際に生命の危険が大きくなることを十分すぎるほど認識していたためだ
かつて威勢よく時の総理たる岸田文雄に放った批判の言葉が
諸刃のブーメランとなって音速で迫ってきている
念のため石破総理のダシャーを振り返っておく
正式に辞意表明したのは2025年9月7日のことだったが
その後2週間足らずで始まった｢火星-水星-火星期｣はルチャカ･ヨーガの火星と水星が絡み
7室で定座の火星に対し水星は木星と星座交換して6室対12室のヴィーパリータを起こし
火星自体をラグナにして配置を読み直すと再び3室6室と9室12室の支配星の星座交換になる
3室6室の支配星はつまり4室と7室が失われるハウスの支配星で
9室12室の支配星は10室的象意が途絶する｢現役引退や隠遁｣の意思をもたらす表示体である
首相就任からちょうど1年で辞意表明に至ったのは
ルチャカ・ヨーガが7室( 10室から10室目でその本質のハウス )で生じながら
火星に絡んだ水星がラグナとダシャーラグナの両方から見て凶意のハウスを担うからだった
いちいち繰り返しになるので図解は省くが
石破総理のラーシに対し今も起こっているダブルトランジットは3室と5室であり
3室で星座交換する水星は9室12室を支配し5室は10室から8室目で｢途絶のハウス｣である
更に言うなら今月20日から発現状態になる新しいダブルトランジットは蠍座と魚座に生じ
蠍座に住む土星は5室の支配星で魚座は天秤座ラグナで7室を失う6室目になり
石破総理の魚座に住む月は10室の支配星だった
ダブルトランジットは正しく動作するタイミングの1ヶ月以上前にはフライングするので
こうした結果を招いたのはラーシにおける時運として不自然ではないと言える
ナヴァムシャも以前に触れた通りで
水星と火星が絡まない代わりに月が火星と星座交換し
火星は9室で星座交換の影響下に置かれた6室支配のラグナロードである
火星に対する配置上の絡みが
ケンドラハウスやトリコーナハウスの支配星であれば
吉事の経験となって前進と向上をもたらすが
マラカの水星がアンタル･ダシャーとなれば凶事に通じていく
特に水星は8室にアスペクトバックするヴァルゴッタマだった影響で
月が火星と星座交換し火星がラグナに伏在して全体の配置が強調された結果
火星と水星が絡まずともナヴァムシャの配置そのものが顕現したようである
｢物事の結果｣( カルマの結果 )を描いたドレッカナは
11室で火星と水星がコンジャンクトした吉相に見えるが
水星はやはりまた9室12室を支配し太陽との星座交換で11室の象意を強く損ない
なおかつ火星も2室7室支配のマラカになった大凶星であり
つまり芳しくない私情により｢離任する｣という意味で11室の象意( 独立 )が現れたようだ
｢営為の途絶｣が明示されるD8は一目瞭然な配置の妙が働く様子で
火星と水星はケンドラの位置関係になった上に水星が火星のディスポジターとなる
辞意表明を公表した9月7日時点では｢火星-水星-月期｣で更に強く絡んでおり
7室で減衰して｢周囲から唖然とされ失望される｣様子を描いた月の5室目に水星が住み
6室から木星が逆行すると水星と仮想の星座交換になり8室の象意がまさに顕現していた
このD8における星座交換の配置を持つ水星こそ
｢陰で総理大臣を監視する官僚｣の表示体だと私は判断する
｢楽しい楽しくないとかいう問題じゃないだろ｣と非難轟々になるのは仕方が無いとして
本人が言いたかったのは｢総理の椅子は人柱にさせられる席だ｣という本音だろう
自民党が迎える今月以降の波乱
前回の投稿でも触れたが
自民党は再び有権者から怨念の込められた批判を多く浴びる時局に入った
あまり覗いていなかったシャスティアムシャでは
10室で減衰の月にラグナロードの土星がコンジャンクトし
両者から9室目の6室蟹座に住んで絡む太陽は7室支配のためかなりの劣勢を意味する
水瓶座ラグナでは太陽が7室支配でマラカになった大凶星で
それが更に凶意のハウスに住んで時運上で絡むのはお世辞にも良いとは言えない
｢運命の青写真｣と言えるシャスティアムシャが時運上で凶兆を示す以上は
下位のより現実的な分割図が矛盾するのは有り得ないことであり
前回の投稿でも触れたようにダシャムシャが最悪な絡み方を作っている
即ち
月に対し12室に住む土星がアスペクトし
太陽はそのまま土星がコンジャンクトしたラグナロードである
今月20日に発現するダブルトランジットは自民党の2室と10室だが
10室でコンジャンクトしたダシャーロード同士の月と土星は6室と12室の支配星で
アンタル･ダシャーがラーシのラグナロードでもある今現在は
トランジットの働きかけも凶兆をひたすらトリガーしてくる所見となり
早い話が｢自民党のお家芸｣そのもののような批判や疑義や不祥事の露見が相次ぐはずだ
何も真に受けないのが一番だろう
これまでと違い何かあればすぐに問題の本質がSNSで共有され｢作用と反作用｣に直結する
AIもどんどん普及が加速する今は
自分の認知に不安があっても少しばかり時間をかければそれで済むのだから
疑心暗鬼になる必要もなく冷静に状況を見て本当に必要な行動に出ればよい
私はいずれまた自身の都合と相談しながら都内のデモなどに飛び入りしてみたいと思う
以上
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