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がん公表のチャールズ3世─その様態を公式出生記録で診る





ほぼ1週間前

現英国王のチャールズ3世が前立腺肥大を精査する健診を経て

ガンに罹患していることが分かった



英国王室は

英国民と世界中が憂慮するのを気遣ってそのガンの部位を明示しなかった



しかし

特にその出生記録が厳正に記録されてある英国王室であれば

チャールズ3世のラーシやドレッカナから

その病状や罹患の箇所を伺うこと自体は可能になる





チャールズの出生記録に対する精度の評価は「A」であり

その正しさは上々である





ガンが判明した2月5日その時のダシャーは

「木星-太陽-水星-水星-木星期」だった



ラーシではマハーとアンタルがまず絡んでいない

( ただしマハーダシャーロードは「傷病」の6室で定座する木星だ )





対するドレッカナはなかなか有意な配置が起こっていて

ヴァルゴッタマの木星にコンジャンクトした土星は

水星と太陽に向かってアスペクトを起こし

木星と太陽は相対して水星は太陽のディスポジターで

十全にダシャー相互が絡んだ動的な時運になっている



チャールズがガンになったのは

蠍座ラグナでマラカになる土星の影響を全ダシャーが受けていたためだと言える



木星は肉体の部位においては肝臓であり

定座してヴァルゴッタマになった2室は口腔内や咽頭部とその周辺に当たる



水星は全身各域の神経やあるいは呼吸器系で

太陽は一個の肉体全てを指すかそうでなければ心臓の表示体になる



太陽はこのドレッカナでラーフ( ≒ 腫瘍・ガン )のディスポジターであり

アンタルダシャーが月期になるまでは予断を許さないことだろう





傷病の分割図であるD6では

やはり木星がラグナロードになって

まさに6室で高揚の月とコンジャンクトしてしまっている



木星にアスペクトされて絡んでいる太陽は

9室支配で10室に住む最高位の吉意を持つが

この分割図でそれがどれだけ本来的な正しい働きを見せるかは結果を待つ外に無い



このD6では

火星が生命の危険に差し障る起因になっているようで

9室支配で生命力を担う太陽と

そのディスポジターでマラカの7室に定座した水星を

火星が逃さずアスペクトしている



火星はメスの表示体でもあるので

太陽と水星が指し示す心臓や胸部を手術することになる余地が残るが

それはつまりガンという疾病ではないように思える





ナヴァムシャの持つ吉凶をより深く写実したナヴァナヴァムシャはどうかというと

ラグナロードになったマハーダシャーロードがマラカの金星と星座交換してしまう



木星は本来の位置と伏在するラグナの両方で太陽とは絡んでいないが

その太陽も「傷病」の6室を支配して「寿命」の3室でケートゥとコンジャンクトしている



魚座ラグナで吉星化する火星は

木星とコンジャンクトして太陽にもアスペクトしており

この火星が良い影響( つまり手術を受ける等 )をもたらすかどうかということである





最後に

チャールズの今現在を最も客観的に写し取ったナヴァムシャのダシャー相関を見ると

木星と太陽のディスポジターが水星になって絡みながらトリコーナの位置関係になっており

かなり優良な吉意方向の変転が予想できる所見である



天秤座ラグナにおいて

木星は3室6室支配で疾病の表示体となってマラカの影響力を帯びるが

3室へアスペクトバックするのは本人の容体が無事に保全される配置である



また5室水瓶座に住んだ9室12室支配の水星というのは

確実に「全幅の信頼を委ねられる医師」の表示体と見なせることから

水星にまた木星がアスペクトする絡みも含めて

チャールズ3世のガンは寛解へ向けて鎮静化する期待値が高いらしい



続報が待たれるばかりである



以上

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