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執筆者の写真鹿村文助

【医療占星術】3室11室で考える自分の体質的弱点その他

更新日:7月14日







私は生まれつき耳や鼻が弱く敏感だった

5歳を過ぎる頃までは3日に一度ほどの頻度で鼻血を垂らし

地元の開業医の耳鼻科医の医師と本当にすっかり顔馴染みになっていた



朝になり目覚めると鼻の穴にティッシュがねじ込められていて

布団が生乾きの鼻血で染まっていたこともあった



鼻血が出る分には痛くも何ともないがその頃は鼓膜が中耳炎になった時の方が辛かった





私の3室に住む土星は「病気」の6室を支配して逆行している

これだけでも3室とその支配星の火星の受け持つ身体上の象意に相当の悪影響が働く



火星はその象意として「頭部に関わる傷病」や「血液(の異常)」や「火傷」を意味し

私の火星自体も3室の自室へと逆行し土星と重なるようになってしまい

血液と血管の疾病はまだ未経験だが鬱病とそのための投薬治療で知的荒廃に苦しんだ

(単純に「情緒」の4室に8室支配で逆行の火星が住む配置自体よく考えれば鬱病の所見である)



また惑星ではなく部屋が持つ象意で3室は「右耳」・「喉」・「首」・「気管支」という具体があり

そこで6室支配の土星が誤った影響力を持つ逆行で働き

私は幼少から地元の耳鼻科医院のファン(笑)か何かのように常連だった



そしてまた面白い配置が別にあった



3室支配の火星は4室から11室とそこに住む金星にアスペクトするが

私の金星は2室を支配しており2室という部屋の象意には「目・鼻・口(口腔)」があり

金星が住む11室という部屋の方には「左耳」の象意がある



火星は本来3室8室支配で健康と寿命そのものを担うにもかかわらず逆行し悪影響がある

だから私は幼い頃ほど年中ヨダレでも垂らすように鼻血を出し中耳炎で耳を傷めていたのだ



3室と4室が機能的にも凶星の絡みしかないのに五感に支障を残さずに生きて来れたのは

11室(6室から6室目で「病気・ケガ」の経過とその結果)に機能的にも吉星の金星が住むためだ

金星は逆行した火星土星に傷つけられているがナヴァムシャで星座交換して強いからだろう



また金星のディスポジターの月はラグナに住んで全くアスペクトを受けない

ケマドルマ・ヨーガでウパチャヤ支配の月は私を「繊細過ぎるバカ」にさせたが

11室とラグナが生来的吉星で絡んだことで私は心身上で絶妙なバランスに恵まれたらしい




他方で木星期に入ってから段々と自覚できて来た体質の変化がある




(単に加齢のせいだろうが)

食欲が落ちて内臓も低燃費な働き方になり酒が呑めなくなった

のである




鬱病をやってからも食欲と飲酒欲がすぐには衰えなかった私にとってなかなか一大事である



木星がラグナになると2室11室支配の機能的凶星となるが

射手座で逆行し蠍座から仮想アスペクトしてくる火星は逆に機能的な凶意が薄れている



水瓶座ラグナで3室(健康)と10室(社会生活)を支配する火星は私のアートマ・カーラカであり

それが木星から見た11室目に住むので健康運が安定するのはもちろんだが

乙女座ラグナよりかは機能的に吉意寄りの火星がダシャーラグナにアスペクトしてくるので

心身を損なうストレスがほぼ無いままゆっくりと木星的な平穏さで無欲になったようだ







木星期の経験談でよく言われるのは「信仰心に似た神秘愛好の態度が生じる」とのことだが

壊れたオモチャの如く多重人格の父が自己啓発と慈善系の新興宗教に散財していた以上は

生理的に父の物真似など絶対に絶対にしたくないのでまず私は宗教的になどならないだろう



その代わり “そういう相手” を肉親に持ってしまったことから不可避だった負の経験を通じ

私は心身上でダメージを受けた方にしつこくない程度の助言を与えてみたいと思っている



火星期とラーフ期で合計25年は心身をすり減らす出来事に耐え通したので

私は精神的に大きな峠を越えてしまった心境である



どうやら私は段々と心情的に老人へと近づいているらしい



即ち私は食べることも呑むことも趣向的にこれ以上は新しくならないので

3室的に無欲になったとも言える



当然ながら木星の影響も手伝ってか一人の男としてそちら方面の欲求も失せてきた

見ず知らずの女性とよろしく過ごしてみたいなどとはとても思えない

不慣れなスポーツに付き合わせられるようできっとジジイ扱いされるだろう





だからこそナヴァムシャで今のマハーダシャーがラグナに位置し7室支配なのは不本意だ

今の私は双子座の木星などという心持ちではなく

太陽が減衰し土星が高揚した天秤座のそれにしっかりと近い感情で日々を過ごしている



ジョーティッシュはもっと続けていきたいが人間関係はほどほどにしたい私

器としての身体が蓄電し切れない劣化電池のようになってきたのを感じる



自分の健康を大事にしながら私は本当にジジイになってしまいたい

これって生き急いでることになるんでしょうか・・・







以上

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